6月10日は何の日? 近江神宮と時計について

  • 2020年6月10日
  • 2020年6月10日
  • コラム

皆さんは6月10日が何の日かご存じでしょうか?
この日は「時の記念日」と制定されています。
天智天皇が西暦671年に漏刻(ろうこく⇒水時計)を作り、時を知らせ始めました。
これを日本の時計の起源と考え、現代歴に換算した6月10日を大正9年から「時の記念日」と制定し、
滋賀県の近江神宮ではこの日に「漏刻祭(ろうこくさい)という行事が行われます。
関西地区のニュース番組等でも少しだけ式典の様子が放送されたりもします。

時計の神様

近江神宮は最近では漫画「ちはやふるの影響でカルタで有名ですが、実は時計の神様である天智天皇がご祭神です。
そのため毎年6月10日になると近江神宮では時計学校や時計業界の関係者が集まり式典が行われます。
この近江神宮の中にはなんと神宮付属の時計学校があります。
時計学校は日本に数校ありますが神社の敷地内にあるのはここだけです。
私はこの学校の卒業生で、3年間時計について学びました。
この「時の記念日」については、近江時計学校で使われていた教科書にも載っており、1年生の最初の頃の学科テストにも出ました。
入学される方はしっかりと覚えておいてくださいね(笑)

漏刻の仕組み

 

漏刻の仕組みですが、いくつかの水槽のようなものが段々畑のように設置されており、

少しずつ上の段の水槽から下の水槽へと水を流します。
最後の水槽に溜まる水の量をメモリから読み取ることで時間が分かる仕組みです。

漏刻のレプリカがあります

近江神宮には漏刻のレプリカがあり、実際に水も流れています。
どなたでも見ることができるのでもし行く機会がありましたら是非ご覧になってください。